- 表示名称:カラヤガム
- INCIコード:karaya(Sterculia Urens)Gum
- 一般名:カラヤガム
カラヤガムは、どのように作られるのか
アオギリ科植物のカラヤゴムノキ(熱帯アジア原産のアオギリ科の植物で、インドやイランなどの乾燥地帯に広く分布している植物)の樹液から採取・乾燥・精製して作られる多糖類。
ガラクトン酸、ガラクトース、ラムノースなどを含んだ成分で、白色微粉末やかたまりの破片で少し特異臭がある。
カラヤガムの性質
水にはほとんど溶けないが、水を吸収して膨潤する性質で糸を引きガム状に変化する。
水増粘剤、皮膜形成剤、保湿性の皮膚保護剤として配合されパック剤に使われている。
また、天然由来の割りに変質しにくい性質もある事から、無添加系のヘアケアやメイクアップ化粧品でも良く見かける成分。
カラヤガムがよく使用される製品
主に、結合剤、乳化安定剤、ヘアスタイリング剤、親水性増粘剤、皮膜剤などとして、UVケア化粧品、パック、メイクアップ化粧品、ヘアセットローション、ヘアドレッシング、フレグランス化粧品などに配合。
更新日:2016.12.08投稿日:2013.10.18