カリンエキス

  • 表示名称:カリンエキス
  • INCIコード:Chaenomeles Sinensis Fruit Extract
  • 一般名:カリンエキス

カリンエキスは、どのように作られるのか

バラ科植物、カリン(別名モッカ)の果実から抽出したエキス。

赤褐色の液で、特異なにおいがある。

古くから果実酒や薬用酒、咳止め剤の原料に使われている。

成分には、リンゴ酸、クエン酸、糖類などが含まれている。

カリンエキスの性質

収れん、保湿の効果があり、主に肌あれ防止や肌を整えるといった肌改善のための基礎化粧品に使用されている。

また、糖類を含むので、これが高い保湿効果をあらわし、肌になめらかさと充実したしっとり感を与える。

冬の乾燥時に、のどの粘膜を保護し、咳止めの民間薬としても古くから利用されており、カリンのはちみつ漬けは有名である。

ハーブと組み合わせて、のどあめも出回っている。

保湿という点では、エキスは入浴剤にもいれられている。

カリンエキスがよく使用される製品

主に、化粧水、乳液、クリーム、ローション、美容液、基礎化粧品などに配合。

更新日:2016.12.01投稿日:2013.10.18

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