- 表示名称:リノール酸
- INCIコード:Linoleic Acid
- 一般名:リノール酸
リノール酸は、どのように作られるのか
サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、月見油などの植物油から得られる液状の脂肪酸。
無色~淡黄色の油液で、特異なにおいがある。
リノール酸は、体内からの摂取が必要な必須脂肪酸のひとつで、角質細胞間脂質の主成分セラミドの構成成分。
リノール酸の性質
皮膚角質からの水分の蒸発を防ぎ、乾燥や肌あれ、老化、角化症から皮膚を保護する働きをもっている。
不飽和脂肪酸なので、空気中で酸化されやすい性質がある。
高純度の場合、使用すると皮膚への刺激があるため、ほかのオイルと併用されて使われている。
油性原料、皮膚柔軟化作用などの目的で、乳液や美白クリームなの化粧品に使用される。
リノール酸がよく使用される製品
主に、洗浄剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤などとして乳液やクリーム、美白クリームなどに配合。
更新日:2016.12.08投稿日:2013.09.27