アルギン酸Na

  • 表示名称:アルギン酸Na
  • INCIコード:Algin
  • 一般名:アルギン酸ナトリウム

アルギン酸Naは、どのように作られるのか

アラメ、カジメ、コンブ、ワカメなどの褐藻類に含まれる多糖類であるアルギン酸のナトリウム塩で、これらの褐類を希アルカリで抽出精製して得られる炭水化物である。

白色から淡黄色の粉末か粒で、わずかに特異なにおいがある。

水に溶けて、無色の粘度のあるコロイド溶液を形成し、ヌルヌルとした感触が得られるようになる。

アルギン酸はマンヌロン酸とグルロン酸が多数結合した多糖類。

アルギン酸Naの性質

粘性を生かして乳化製品やファンデーションなどの安定性を高めるために用いられている。

感触の改良や保湿性保護膜を作るためにも用いられている。

食品では、安定剤、増粘剤、練りものなどの結合剤として多くに利用されている。

アルギン酸Naがよく使用される製品

主に、結合剤、親水性増粘剤、乳化安定剤などとして、乳液やクリーム、ローション、洗顔料、石けん、パック、ファンデーション、シャンプー、フレグランス化粧品などに配合。

更新日:2016.12.08投稿日:2013.10.04

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