- 表示名称:ホップエキス
- INCIコード:Hops(Humulus Lupulus)Extract
- 一般名:ホップエキス
ホップエキスは、どのように作られるのか
クワ科植物のホップの雌花穂から抽出して得られるエキス。
褐色~赤褐色の透明な液体で、わずかに特異なにおいがある。
ビールの苦味料として知られているタンニン、フラボン配糖体、精油成分のフムロンなどが含まれている。
古くから利尿、鎮痛、神経性の症状改善に使われてきた。
ホップエキスの性質
抗菌、鎮静、保湿、収れん作用があり、脂性肌のトリートメントや引き締め用化粧品に使用される。
活性型男性ホルモンDHTの生成を抑える働きがあり、エストラジオール(女性ホルモン)と同様の働きをするため、にきびや脂性・過敏肌用製品や脱毛予防製品、アンチエイジングを目的とした化粧品に配合されている。
香料としても配合される。
ホップエキスがよく使用される製品
主に、皮膚コンディショニング剤、鎮静剤、皮膚軟化剤、減菌剤などとして、化粧水や乳液、パック、基礎化粧品、ヘアトニック、シャンプー、ヘアトリートメント、浴溶剤などに配合。
更新日:2017.07.13投稿日:2013.10.04