加水分解コンキオリン

  • 表示名称:加水分解コンキオリン
  • INCIコード:Hydrolyzed Conchiorin Protein
  • 一般名:加水分解コンキオリン液

加水分解コンキオリンは、どのように作られるのか

通称真珠貝と呼ばれている「アコヤ貝」の真珠または貝殻を粉末化して酸を加えて脱灰した後、タンパク質であるコンキオリンを得、このコンキオリンを加水分解して得られた水溶液である。

淡褐色~淡黄色の液体で、アミノ酸臭がある。

主成分はポリペプチドと各種アミノ酸。

加水分解コンキオリンの性質

皮膚や毛髪への親和性があり、皮膚や毛髪につやと、うるおいと、さっぱりとした感触を与える。

保湿効果、皮膚細胞の活性効果があるので、肌荒れ、乾燥を防ぐ化粧品や、加齢を予防するための化粧品の成分として使われている。

加水分解コンキオリンがよく使用される製品

主に、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤などとして、化粧水や美容液、ヘアトニック、ヘアローション、コンディショナー、シャンプーなどに配合。

更新日:2017.11.06投稿日:2013.09.25

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