- 表示名称:トウガラシエキス
- INCIコード:Capsicum Frutescens Extract
- 一般名:トウガラシチンキ
トウガラシエキスは、どのように作られるのか
ナス科植物のトウガラシの果実をアルコールで抽出して得られるチンキ剤(エキス)。
黄赤色の透明な液体。
辛味成分のカプサイシンを主体に、β-カロチン、ルテインを含んだ成分になっている。
果皮の色素はカプサイシン。
トウガラシエキスの性質
血管拡張・血行促進作用をはじめ、鎮痛作用、抗炎症作用、健胃作用、コレステロール低下作用など多くの作用をもっている。
皮膚刺激性が強いので、ほかのチキン剤と併用した場合には、配合量が合計1%以下に規制されている。
食用ではタバスコや七味唐辛子などの香辛料に使われている。
トウガラシエキスがよく使用される製品
主に、チンキ剤、皮膚刺激剤、毛根刺激剤、止痒剤などとして、ヘアトニック、ヘアローション、育毛剤、トリートメント、頭髪用化粧品などに配合。
更新日:2016.11.06投稿日:2013.09.25