クインスシードエキス

  • 表示名称:クインスシードエキス
  • INCIコード:Quince(Pyrus Cydonia)Extract
  • 一般名:クインスシードエキス

クインスシードエキスは、どのように作られるのか

バラ科のマルメロの種子に精製水を加えて得られる粘質液。 無色~微黄色の粘性の液で、わずかに特異なにおいがある。

カリンと同じように果実は、のどやせきに効く民間薬として使われている。

成分には、グルコース、ペクチン等の糖類や多糖類を多量に含んでいる。

水溶液は微生物に汚染されやすく、防腐性には注意が必要である。

クインスシードエキスの性質

皮膚への保水作用、緩和作用、収れん作用などがある。

保湿効果の持続性に優れており美容液や化粧水に多く使われている。

化粧品をとろみのある製品にするために増粘剤としても使われる。

水に溶かすと粘りが出るが、肌にべとつかずサッパリとした感触がある。

クインスシードエキスがよく使用される製品

主に、皮膚コンディショニング剤などとして、化粧水やクリーム、美容液、パック、ファンデーション、セットローション、ヘアローションなどに配合。

更新日:2017.11.10投稿日:2013.11.15

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