セリン

  • 表示名称:セリン
  • INCIコード:Serine
  • 一般名:DL-セリン

セリンは、どのように作られるのか

どのように作られているか 多くのタンパク質に含まれている保湿成分の重要な成分のアミノ酸で、白色の結晶か結晶性の粉末。

絹のタンパク質であるセリシン(褐色がかった灰色の液体を熱水処理とエタノールで精製して得られる)に特に多く含まれている。

グルコース(ブドウ糖)から生合成され、分解されるとグリシンが生成される。

角質層の天然保湿因子NMFにも遊離アミノ酸として多く含まれている。

セリンの性質

水に溶けやすく、アルコールには溶けにくい性質を持っている。

保湿効果に優れ、肌を乾燥から守り皮膚の水分を保持し柔軟性や弾力を与える作用があり、クリームや乳液などに配合されている。

ターンオーバーに関わる酵素活性を高める働きがあり、古い角質の自然な剥離を促す。

神経伝達物質のアセチルコリンをつくりだすのに重要な役割を果たす。

セリンがよく使用される製品

主に、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤、保湿剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、美容液、基礎化粧品、ヘアトニック、育毛剤などに配合。

更新日:2014.05.14投稿日:2013.11.11

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