- 表示名称:セスキオレイン酸ソルビタン
- INCIコード:Sorbitan Sesquioleate
- 一般名:セスキオレイン酸ソルビタン
セスキオレイン酸ソルビタンは、どのように作られるのか
6つの水酸基をもつソルビタン(藻・海藻及び多くの果物に含まれている)の4つの水酸基と、高級脂肪酸(動植物油脂から得られる脂肪酸のオレイン酸)を結合させ合成した、親油性の高いノニオン界面活性剤。
微黄色の粘性のある液体。
セスキオレイン酸ソルビタンの性質
親油性の乳化剤、分散剤として広く使われている。
(親油性…物質の油になじみやすい性質。
化学構造に水酸基(-OH)もたないものが親油性が高い
親水性…物質の水になじみやすい性質。
化学構造に水酸基を多くもつと親水性が高い)
セスキオレイン酸ソルビタンがよく使用される製品
主に、乳化剤、合成界面活性剤などとして、乳液やクリーム、美白クリーム、石けん、アイシャドウ、口紅、トリートメント、ヘアカラー、ヘアローション、シャンプー、リンスなどに配合。
乳化剤や分散剤として、ファンデーションやアイシャドウ、マスカラなどのメイクアップ製品に多く配合。
更新日:2017.11.06投稿日:2013.11.11