- 表示名称：カルミン
- INCIコード：Carmine(US)；Cl75470(EU)
- 一般名：カルミン
カルミンは、どのように作られるのか
雌のエンジムシ（カイガラムシともいう）から得たカルミン酸をアルミニウム、またはアルミニウムとカルシウムを反応させてつくる赤色色素。
赤色～赤紫色の粉末または結晶性の粉末。
カルミンの性質
赤色の色素として口紅や頬紅のメイクアップ化粧品として使われている。
化粧品の色材のほか、草木染め、食品色素、医薬品の着色、医療マーカー、細胞の染色、絵の具など幅広く使われている。
カルミンと同じように、天然の赤系統色素には、紅花、βカロチン、パプリカ色素などがあり、タール系色素に比べると、アレルギー性はほとんどない。
カルミンをはじめとする天然色素は、タール色素に比べて、高価で着色力が弱く、光・熱・酸などに対して不安定な性質である。
カルミンがよく使用される製品
主に、ほお紅・口紅など、メイクアップ化粧品などに配合。
更新日：2017.11.01投稿日：2013.10.25
