- 表示名称:ウイキョウエキス
- INCIコード:Fennel(Foeniculum Vulgare)Extract
- 一般名:ウイキョウエキス
ウイキョウエキスは、どのように作られるのか
セリ科植物、ウイキョウの実から抽出したエキスで、特異なにおいがある。
ウイキョウはヨーロッパ原産で温帯各地で栽培されているセリ科の多年生草本。
日本では北海道や長野で栽培されている。
ウイキョウの果実に含まれる精油の主成分はアネトールで、ほかにアニスアルデビド、フェンコン、ピネンやリノール酸などの脂肪油も含まれている。
ウイキョウエキスの性質
漢方薬として、健胃消化薬、鎮痛薬の処方に配合されている。
紫外線による老化の促進の抑制作用が報告されており、化粧品にも広く使われている。
紫外線障害の修復で、DNA修復活性を高めて細胞の突然変異を防ぐ作用が見出されている。
抗菌作用、皮膚細胞の活性効果があるため、育毛用の化粧品やニキビ防止製品などに配合されている。
抗酸化作用や抗炎症作用、血行促進作用、抗菌作用、創傷治癒促進作用がある。
防腐剤、香料としても配合される。
ウイキョウエキスがよく使用される製品
主に、育毛用化粧品、ニキビケア用化粧品などに配合。
更新日:2016.11.27投稿日:2013.10.23