- 表示名称:ポリビニルアルコール
- INCIコード:Polyvinyl Alcohel
- 一般名:ポリビニルアルコール
ポリビニルアルコールは、どのように作られるのか
ポリ酢酸ビニル(アセチレンと酢酸からつくられる)を加水分解して得られる、白色~微黄色の粉末。
水に徐々に溶解・分散する特性がある。
分子の重合度の違いで、皮膜の強さや硬さなどが変化し、さまざまな性質のものが得られる。
高粘度のものは、静置するとゲル化する。
ポリビニルアルコールの性質
優れた皮膜形成の働きがあり、皮膜は耐久性があり発汗などによく耐えることから、ピールオフタイプのパックの主成分として使われている。
増粘作用があるため、乳化、分散の安定性を高める目的で配合されている。
メイクアップ製品のもちをよくしたり、頭髪用化粧品には、セット効果を高めるために配合されている。
ポリビニルアルコールがよく使用される製品
主に、結合剤、皮膜形成剤、親水性増粘剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、美白クリーム、パック、メイクアップ化粧品、ヘアローション、整髪料、トリートメント、頭髪用化粧品などに配合。
更新日:2016.03.19投稿日:2013.10.18