カラギーナン

  • 表示名称:カラギーナン
  • INCIコード:Carrageenan(Chondrus Crispus)
  • 一般名:カラギーナン

カラギーナンは、どのように作られるのか

紅藻類の海藻(スギノリやツノマタ等)を原料として抽出精製された多糖類。

別名アイリッシュモスエキスとも言われる。

白色~淡黄褐色の粉末で、においや味はない。

同じ海藻でも、天草から作られている寒天とは異なった性質を持つ。

カラギーナンの性質

増粘性、安定性、分散腺性を利用して、乳製品、菓子類、水産練製品などの食品や錠剤、基礎化粧品などに使用。

保湿効果があり、独特の粘性と肌感触があるため、肌にしなやかなハリを与える目的の製品に使用される。

特有の肌感触をもっているが、他の原料との組み合わせが非常に難しい。

水に粘性を与える特性を利用して製品の性状や使用感の調節に応用される。

乳化分散状態の安定を保つ働きがある。

カラギーナンがよく使用される製品

主に、ヘアコンディショニング剤、ゲル化安定剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、ローション、美白クリーム、シャンプー、歯磨きなどに配合。

また、食品では乳製品、菓子類、水産練製品などに使われており、錠剤などにも配合。

更新日:2016.12.16投稿日:2013.10.16

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