- 表示名称:アルギニン
- INCIコード:Arginine
- 一般名:L-アルギニン
アルギニンは、どのように作られるのか
生体タンパク質成分として広く分布している非必須アミノ酸。
魚の白子のたんぱく質であるプロピタミン中には特に多く含まれる。
植物種子中にも存在する。
白色の結晶や結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。
生態内生成速度が遅いので、乳幼児にとっては必須アミノ酸である。
アルギニンの性質
肝機能促進薬として、また、たんぱく源補給の重要な成分でもある。
アルカリ度が高いので、乳化のときなどにアルカリ剤(中和剤)として使用される。
体内での代謝の中で尿素やコラーゲンを作るのに大きな働きに関係している。
保湿効果などの目的でヘアケア、スキンケア製品に配合される。
皮膚や毛髪もアミノ酸からできているのでなじみが良い。
アルギニンがよく使用される製品
主に、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤などとして、乳液やクリーク、美白クリーム、シャンプー、コンディショナーなどに配合。
更新日:2017.03.23投稿日:2013.10.04