- 表示名称:ヤシ油脂肪酸
- INCIコード:Coconut Acid
- 一般名:ヤシ油脂肪酸
ヤシ油脂肪酸は、どのように作られるのか
ココヤシの種子から抽出して得られる油脂(脂肪酸)。
ラウリン酸を多く含みミリスチン酸、パルミチン酸、カプリン酸を含んだ成分になっている。
界面活性剤の原料でもある。
冬季は白色~淡黄色の固体、夏季には無色~淡黄色の液体となる。
ヤシ油脂肪酸の性質
アルカリ剤の水酸化カリウムやトリエタノールアミン塩の状態で界面活性剤となる。
ラウリン酸が多いので水によく溶け泡立ちにすぐれている。
ヤシ油脂肪酸がよく使用される製品
主に、洗浄剤、油剤、石けん基剤などとして、洗顔フォームや石けん、シャンプーなどに配合。
また各種界面活性剤の原料として、クリーム、ローションなどに多用される。 マーガリンなどの食品にも使われている。
更新日:2016.09.26投稿日:2013.09.25