- 表示名称:カカオ脂
- INCIコード:Cocoa(Theobroma Cacao)Butter
- 一般名:カカオ脂
カカオ脂は、どのように作られるのか
熱帯アメリカ地方に自生するアオギリ科の植物カカオの種子から得たオレイン酸を多く含む脂肪で、カカオバターともいう。
わずかにチョコレートのようなにおいがある。
成分には、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸が含まれている。
カカオ脂は、カカオ豆を発酵させたものを圧搾して得られる常温で固体の脂肪だが、体温に近い融点をもっているので、皮膚の温度で溶けはじめる。
カカオ脂の性質
皮膚になじみやすく柔軟効果を得られるのでクリームや乳液に配合されている。
座薬や軟膏類に配合され医薬用として古くから使われている。
感触の調整にも効果的なオイル。
カカオ脂がよく使用される製品
主に、保護剤などとして、クリームや美白クリーム、口紅などに配合。
更新日:2016.02.05投稿日:2013.07.23