「シミやクマのないキレイな肌になりたい!」
多くの人がそんなふうに、素肌の美しさを求めています。 でも、年齢を重ねるにつれて、シミやくすみ・クマ・ニキビ・ニキビ跡など様々な肌トラブルに見舞われます。誰でもひとつくらい、このような肌トラブルを抱えているものです。
それを気にするかどうかは人それぞれですが、一度くらい「この肌トラブルを、とにかく今すぐなくしてしまいたい!」と思う瞬間がやってくると思います。そんなとき、活躍するのが『コンシーラー』です。
コンシーラーには、種類や色がたくさんあるため、ファンデーションと同様に、選びにくいメイク用品だと言われます。
- コンシーラー選びのよくある悩み
- 使い方がよく分からない
- 自分の肌や悩みにあった色を見つけられない
- 買ってもなかなか減らないから、失敗せずに選びたい
- 時間が経つとヨレて、崩れてしまう
さらに、乾燥肌・敏感肌の方からは、
- 乾燥肌・敏感肌に多い悩み
- コンシーラーを使った部分は、肌の乾燥がひどくなる
- コンシーラーを使うと肌荒れしてしまう
というお悩みをよく相談いただきます。
そこで『口コミ化粧品お試し隊』は、プチプラコスメから定番商品まで、口コミで人気のコンシーラー5種類を試して、これらの悩みを解決できる商品を探すことにしました。
肌質や肌色・悩みがそれぞれ異なりますので、あなたに近いお試し隊員を見つけてください。あなたのコンシーラー選びの参考になりますように!
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『使えるコンシーラー』のここが知りたい!
- 隠したい肌トラブルにとって最適なコンシーラーはどれか?
- 肌トラブルは本当に消えるのか?
- 日中に肌が乾燥したり、メイクが崩れたりしないか?
- 肌に負担を与えることなく、簡単に落とすことができるか?
この4項目を調べるために、次の方法でお試し隊員がひとつひとつの商品を徹底的に試しました。
【1】『クマ派』も『シミ派』も全てのタイプを試します
今回、お試し隊は、目の下のクマを隠したい『クマ派』と、シミ・そばかすを隠したい『シミ派』に分かれました。
コンシーラーには、隠したい悩みによって適した使用感(テクスチュア)や色味があると言われています。今回の検証では、それが本当なのかどうかも検証するために、隠したい悩みに関わらず、『クマ派』も『シミ派』も全てのタイプのコンシーラーを試すこととします。
【2】コンシーラーの『カバー力』を比較します
コンシーラーで一番大切なのはカバー力。クマ・シミ・そばかす、それぞれの悩みがどれだけ見えなくなるのかを比べるために、『コンシーラー使用前』と『使用後』の肌を撮影して比較します。
【3】『日中の乾燥や崩れ』も記録します
せっかくキレイに悩みが隠れても、時間が経って、ヨレたり、崩れたりしては意味がありません。また、肌が乾燥して、コンシーラーを塗った部分が汚く見えてしまうのも残念です。
今回の検証では、『朝、コンシーラーを塗って整えた肌』に加えて、『夜、一日を過ごした後の肌』も撮影し、コンシーラーの崩れやもちを比較します。
【4】『肌にやさしく落とせるか』もチェックします
『カバー力』や『崩れにくさ』を実現するためには、肌に密着しやすくし、汗や水で落ちにくくする必要があります。このようなコンシーラーは、洗浄力の強いクレンジング剤を使用しないと落ちません。
健康な肌の人には大きな負担にはならないかもしれませんが、乾燥肌・敏感肌の人にとっては、このような洗浄力の強いクレンジング剤が、肌を乾燥させ、刺激を与える恐れがあります。ですから、できるだけ簡単に落とせることも、コンシーラー選びのポイントです。
今回は、洗浄力がマイルドな敏感肌・乾燥肌の方向けのクレンジング剤『ダブルクレンジングゲル』を使い、コンシーラーの落としやすさをチェックします。
使用感別・コンシーラー4つのタイプ
コンシーラーは、テクスチュア(使用感)の硬いものから順に、次の4タイプに分かれます。
今回試す5種類のコンシーラーを、使用感の硬い順に並べるとこのようになります。質感の違いをご覧ください。
左側のものほど重みがあり、肌に密着しているのが分かります。右端の2つは、塗った筆の跡が残るほどやわらかくツヤがありますね。
そして、コンシーラーの色は、ファンデーションよりも明るめを選ぶのが基本と言われています。 ただ、隠したい肌トラブルによって、さらに色選びのポイントがあります。
代表的な肌トラブル『クマ』と『シミ』に適した選び方のポイントをご紹介します!
『クマ』隠しによく使われるコンシーラー
- 青グマ オレンジ系のコンシーラー
- 茶グマ 明るめのオークル系や、黄色系
目の周りは、表情の変化によってよく動く部分です。 そのため、肌にのせたコンシーラーはやわらかい使用感(チップタイプ・筆タイプ)のものが適すと言われています。
『シミ』隠しによく使われるコンシーラー
ファンデーションと同じ色か、少し暗めの色が合うと言われます。あまり明るい色を使うとコンシーラーの部分だけが浮いて見え、返って目立ってしまいます。
頬や額などのシミを隠すには、広範囲に塗れるスティックタイプや筆タイプが塗りやすいです。濃いシミをピンポイントで隠したい場合には、カバー力の高いスティックタイプ・クリームタイプがよく使われます。
では、上記の基礎知識を踏まえた上で!
「実際には、どんなコンシーラーがクマやシミ隠しにピッタリなのか」を検証します!
更新日:2017.07.18投稿日:2014.07.18