肌のキメが整うってどういうこと??
そもそも、『肌のキメ』って何でしょう?
手の甲をじっと見てみてください。 肌の表面に、無数の細かいミゾがありますよね。
このミゾを『皮溝(ひこう)』と呼び、その皮溝によって小さく分けられた、三角や四角の形をした肌を『皮丘(ひきゅう)』と呼びます。
『キメが整っている』と言われる肌は、この皮丘(ひきゅう)が均一の三角形に整っている状態です。
肌のキメが乱れる大きな理由は、うるおい不足
皮丘は、水分をしっかり含んでいると、ぷっくりと膨らんでいます。
しかし、水分がなくなると、空気の抜けた風船のように、ビローンと横のびしてしまいます。 そうすると、肌の弾力やハリもなくなってしまいます。
つまり、肌のキメが乱れるのには乾燥が大きく影響していると言えます。
乾燥した肌から、キメの整った肌になるには、次のような段階があります。
- 乾燥した肌
- 保湿ケアで潤いを与える
- 一時的に潤った肌(まだまだ潤いを保持できない)
- さらに潤いを与える
- 水分を保持できる肌(ふっくらした状態を維持できる)
ですから、もし「保湿を心がけているけれど、キメが整わない」という方は、 今は、キメの整った肌を手に入れるまでの途中段階だと思ってください。
正しいスキンケアを続けていけば、キメの整ったつるんとした肌を手に入れられますよ。
では、キメを整えるための実際のお手入れのポイントをご紹介しますね。
肌のキメを整えるための3つのポイント
紫外線を受けると、肌の機能は低下し、生まれ変わりの周期を乱します。 二の腕の内側を見てみてください。 白く、柔らかいキレイな肌ではないですか?
二の腕の内側は体の中で一番紫外線を受けない場所です。 『紫外線を受けない』ということは、それだけで肌のキメを保つ要素となります。
『肌は健康のバロメーター』です。 食生活が偏ったり、睡眠不足などによって体の健康状態が崩れると、すぐに肌に表れます。
健康状態が崩れると肌機能も低下しますので、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れたり、バリア機能が低下し乾燥を引き起こすことにもなります。
「しっかりとお手入れしていても、肌のキメが整わない!!」という方は、普段の生活習慣の見直しも行ってくださいね。
本当にキレイな肌を手に入れるためには、保湿ケアが何より大切です。
先程お話したように、肌にしっかりと水分が含まれると、皮丘はふっくらと盛り上がり、キレイに整列します。これがキメが整った状態です。
ですから、朝晩のスキンケアはもちろん、乾燥が気になれば日中にも、保湿ケアをしましょう。 こまめに水分を与えることで、皮丘も水分を含みやすくなりますよ。
と言っても、ただやみくもに保湿化粧品を使えば良いということではありません。 正しい方法でなければ、せっかくの努力も無駄になってしまいます。
もしあなたが、しっかり保湿をしているのに肌のキメが整わないとお悩みなら、保湿の方法を見直すことをオススメします。正しい保湿のスキンケアは、今すぐこちらをクリック!
更新日:2017.11.08投稿日:2013.09.10