<ビニール肌に関する目次>
- あなたのビニール肌度をチェック!
- ビニール肌の特徴とは
- ビニール肌の原因
- ビニール肌の原因になるスキンケア①:たくさんの化粧品を使う
- ビニール肌の原因になるスキンケア②:化粧品の使い方
- ビニール肌の原因になるスキンケア③:ピーリング化粧品を行う
- ビニール肌の原因になるスキンケア④:スクラブ入り洗顔を使う
- ビニール肌の原因になるスキンケア⑤:皮脂や汗に強いメイク化粧品を使う
- ビニール肌の原因になるスキンケア⑥:強い洗浄力のメイク落としや洗顔料を使う
- ビニール肌の現認になるスキンケア⑦:あぶらとり紙を使う
- ビニール肌になるスキンケア⑧:毛穴パックを使う
- ビニール肌になるスキンケア⑨:保湿パックを行う
- ビニール肌の原因になるスキンケア⑩:頻繁に洗顔をする
- ビニール肌の原因になるスキンケア⑪:美容マッサージを行う
- まとめ:ビニール肌の原因になる間違ったスキンケア
『ビニール肌』を知っていますか?
ビニール肌の特徴は、肌にツヤがあって、一見すると美肌に見えることです。
でも、その裏では肌トラブルが進行しています。
美肌に見えてまぎらわしいので困りますが、さらに厄介なのはビニール肌を改善しようとスキンケアをすればするほど、ビニール肌が進行するという点です。
ビニール肌にならないために行う『ビニール肌を改善するスキンケア』が、さらにビニール肌の原因となり、症状を悪化させます。
そんな思いもよらない悪化を防ぐために、ビニール肌になる間違ったスキンケア10種類を公開しました。
もし、あなたがビニール肌に悩んでいるなら、間違ったスキンケアをいますぐ止めましょう。
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本記事を読むと…
- あなたの肌がビニール肌かどうか、チェックできる
- ビニール肌の原因がわかる
- ビニール肌の原因となる間違ったスキンケアがわかる
化粧品の研究開発・製造・販売などを経て、2000年に創業。
ビニール肌や敏感肌に悩む方たちが、美肌を手に入れた成功体験をもとに説明します。
あなたのビニール肌度をチェック!
まずは、あなたのビニール肌度をチェックしてください。
- 肌が異常にツヤツヤして見える
- 洗顔後、肌がヒリヒリとする刺激や、突っ張り感が強い
- 入浴後、肌の乾燥を感じる
- 今まで問題がなかったスキンケアを使って、痛みを感じる
- 肌からフケのような粉が出る
- 夏の紫外線に当たると肌がピリピリする
- 肌に赤みがある
- 肌がカサカサして、かゆみを感じる
- キメが分かりにくい
- 肌が硬くなってきた
- 化粧のノリが悪い
- ベースメイクのノリが悪い
- 今までより、外界の刺激(物理的な刺激や紫外線など)に弱くなった
- 小じわが増えた
この中でひとつでも当てはまると、ビニール肌予備軍です。
3つ以上当てはまると、ビニール肌です。
6つ以上当てはまると、深刻なビニール肌です。
ちなみに、私は20代のころからひどい肌荒れや肌トラブルに悩んでおり、6つ当てはまりました。
どうやら、当時の私の肌は、深刻なビニール肌だったようです。
ビニール肌の特徴とは
ビニール肌の特徴は、見た目がツヤツヤしていて、一見すると美肌に見えます。
でも、実際は、肌の機能が衰えている肌荒れの一種です。
ビニール肌は、美肌に見えるために発見が遅れ、症状が深刻になるというやっかいな特徴があります。
ビニール肌の原因
ビニール肌になる原因は、いくつかあります。
一番深刻なのは、肌トラブルを改善するために行うスキンケアが原因となる場合です。
本来なら肌トラブルを改善して、キレイ肌になるために行うのですが、スキンケアを間違ったためにビニール肌になります。
ビニール肌を改善しようと頑張るほど、ビニール肌が悪化します。
まさに、地獄のループです。
ビニール肌の地獄のループから脱出するために、ビニール肌の原因をしっかり把握しましょう。
以下にビニール肌の原因となるスキンケアをあげますので、あなたが日ごろ行っているスキンケアと比べてみてください。
ビニール肌の原因になるスキンケア①:たくさんの化粧品を使う
たくさんの化粧品を何も考えずに使うことは、ビニール肌の原因になります。
一般的に、使用する化粧品を増やすことで肌がキレイになると考えて、肌トラブルが多いほど、どんどんと使う化粧品の種類も増えていく傾向があります。
でも、これはビニール肌への第一歩。
洗顔、クレンジング、化粧水、乳液、保湿クリーム、美容液、ブースト化粧品、栄養クリーム、化粧品原液など、たくさん使うほどに、肌に塗るという行為が増えます。
ひとつひとつは、大したことありませんが、積み重なることで大きな刺激になります。
このように、たくさんの化粧品を何も考えずに使うことは、肌に過剰な刺激を与えることとなり、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア②:化粧品の使い方
化粧品を肌に塗る際は、やさしくなでるように塗りましょう。
強い力を加えて、化粧品を塗ることは、肌への刺激になります。
コットンなどのパットも同様です。
細かな繊維が肌への刺激になります。
まれに化粧水を塗るときに叩いている人がいますが、これは論外です。
化粧水をたたき塗りしても、浸透力が上がるわけではありません。
強い刺激になるというデメリットしかありません。
また、洗顔時の洗い方にも注意が必要です。
ゴシゴシ洗いは厳禁です。
泡立ちが良い洗顔料の場合、泡がクッションになって刺激を軽減すると思っている人がいますが、これは間違いです。
泡立ちが良いからと言って、刺激が少なくなるわけではありません。
洗顔は、指を肌に滑らせるように、やさしく行いましょう。
強い刺激を与える化粧品の使い方は、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア③:ピーリング化粧品を行う
ピーリングの目的は、角質の除去です。
本来は、排出されるべき角質を除去するのが目的なのです。
でも、シミを消すために、本来は肌を守るために必要な角質までも除去する場合があります。
この場合は、一番表に出ている角質細胞が無くなり、まだ未成熟な角質細胞が表面に出てくるので、肌の防御機能が衰え、極端に刺激に弱くなります。
特に、フルーツ酸などの角質を溶かす成分が配合されているピーリング化粧品を使う際には注意が必要です。
過剰なピーリング化粧品の使用は、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア④:スクラブ入り洗顔を使う
クルミなどのスクラブが入った洗顔料は、肌への刺激になります。洗顔料にスクラブを入れる目的は、物理的な力を加えることです。
この強い力によって、汚れを落としやすくします。実際にスクラブ入り洗顔を使うと、通常よりも強い刺激を感じます。
でも、現実は、これほど強い力を必要とする肌の汚れはありません。
通常の汚れであれば、水やぬるま湯で十分とれます。
皮脂は少し取れにくいものの、マイルドな洗浄力できれいに取れます。
だから、洗顔は、肌にとって強い刺激を与えるスクラブを必要としません。
むしろ、過剰な刺激を与えるために、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア⑤:皮脂や汗に強いメイク化粧品を使う
皮脂や汗に強いメイクは、メイク崩れを防ぎ、メイクなおしの回数が減るので、非常に使い勝手のいいものです。
でも、その反面、肌に吸着しやすく、肌に残りやすくなります。
言い換えると、肌に吸着しやすいからこそ、皮脂や汗に強くなっています。
肌にとって、メイクは異物以外の何者でもないので、メイク残しは刺激となり、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア⑤:強い洗浄力のメイク落としや洗顔料を使う
メイクをしっかりする場合、汗や皮脂に強いメイク化粧品を使っている場合は、強い洗浄力のメイク落としが必要です。
しかも、しっかり落とす必要があるために、通常の洗顔より念入りに行う必要があります。
強い洗浄力と念入りに洗うことは、肌への刺激となるのでビニール肌の原因になります。
洗顔の際、固形石鹸は避けましょう。
固形石鹸は、ほとんどが石鹸分という洗浄成分で出来ています。
そのため、洗浄力が強くなります。
顔の汚れを落とすだけなので、それほど強い洗浄力は必要ありません。
固形石鹸の強い洗浄力は、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア⑥:あぶらとり紙を使う
あぶらとり紙は、本来、過剰な皮脂をとることが目的です。
でも、ついつい気になって、それほど皮脂が分泌されていない部分にも使いがちです。
本来、皮脂は肌を柔らかく保ち、水分と混ざることで皮脂膜を作り、肌を守ってくれます。
だから、不足することで肌が固くなり、刺激に弱くなります。
このことから皮脂と取り過ぎることは、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌になるスキンケア⑦:毛穴パックを使う
手穴の黒ずみは気になるものです。
だから、手っ取り早く毛穴の黒ずみをとるために、手穴パックを使う場合があります。
確かに、即効性は高いのですが、毛穴の黒ずみを強い粘着力ではがす際に、角質も一緒にはがれてしまいます。
角質がはがれることで、刺激に弱くなります。
さらに、はがす際の粘着力も強い刺激になります。
特に、敏感肌の場合、炎症を起こすことがあります。
私は、敏感肌のために非常に粘着力弱く、敏感肌用の湿布薬でも、はがすと赤くなりミミズばれのような現象が起きます。
このように強い粘着力によって刺激を与えて、角質をはがすことは、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌になるスキンケア⑧:保湿パックを行う
乾燥肌の人は潤いを補給するために、保湿パックをする場合があります。
この際に、長時間、保湿パックすることが保湿効果が高いと思って、パックの水分がなくなるまでする場合があります。
パックの水分が無くなっている問ことは、乾燥状態にあるので、保湿効果はありません。
むしろ、過乾燥が起きて、パックの使用前よりも肌が乾燥しています。
このような乾燥状態は、肌の防御機能を弱めるために、ビニール肌の原因になります。
ビニール肌の原因になるスキンケア⑨:頻繁に洗顔をする
特に、ニキビがある人は、頻繁に洗顔をする場合があります。
確かに、過剰に分泌される皮脂は、にきびの原因になります。
だから、頻繁に洗顔するわけですが、多すぎる洗顔は肌への刺激になります。
それに、洗顔を頻繁にすることで、肌は皮脂が少なくなっていると感じて、さらに皮脂を分泌します。
つまり、過剰な洗顔は皮脂を増やすため、ニキビにもよくありません。
ビニール肌の原因になるスキンケア⑩:美容マッサージを行う
美容マッサージは、顔の筋肉をほぐす効果はあるものの美肌効果はありません。
むしろ、マッサージの際に肌を押したり、こすったりする行為が刺激になります。
特に、何もつけずに、直に手のひらや指で行う際は注意してください。
美顔ローラーも同じです。
硬いローラーで肌をこすることは、刺激になります。
美顔ローラーの場合は、手で行うよりも強い力を加えがちなので、特に気を付けてください。
このような美容マッサージや美顔ローラーによる過剰な刺激は、ビニール肌の原因です。
まとめ:ビニール肌の原因になる間違ったスキンケア
ビニール肌になる間違ったスキンケア10種は、いかがだったでしょうか?
もし、この中にあなたが行っているスキンケアがあった場合、今すぐ止めましょう。
このまま続けていると、ビニール肌になります。
ビニール肌の人は、もっとひどくなる可能性が高いです。
だから、正しいビニール肌改善法を実践してください。
と言いたいところですが、世の中にあふれるビニール肌改善法は間違っている部分があります。
そもそもビニール肌の解釈そのものがおかしいと感じます。
つまり、ホントとウソがまじりあって、効果的なビニール肌改善ができないのです。
そこで、ビニール肌のウソとホントを紐解いて、効果的な改善法を次回に公開します。
興味のある方は、ぜひ、読んでみてくださいね。
投稿日:2019.02.10